R6441

Officeに付属するVisualBasic for Applicationsを利用して、RS232Cポートにアクセスします。
標準モジュールのModule1にcomポートの設定・測定間隔・測定回数、ModulexにAPIの宣言をしています。
そして、フォーム(UserForm1)にプログラムを記述しています。(上記の標準モジュールで宣言したAPIをコールしています。)
プログラムの使用方法はExcel内の使用方法シートに記述していますので参照してください。

●動作例


●測定器のファンクション・レンジ等について

 プログラム中の以下の部分の値を変更すると、ファンクションやレンジが変更できます。

wData = "F1" & Chr(&HD) & Chr(&HA)
dLen = LenB(StrConv(wData, vbFromUnicode))
rtn1 = WriteFile(hComm1, ByVal wData, dLen, wLen, 0)

wData = "R6" & Chr(&HD) & Chr(&HA)
dLen = LenB(StrConv(wData, vbFromUnicode))
rtn1 = WriteFile(hComm1, ByVal wData, dLen, wLen, 0)

wData = "PR2" & Chr(&HD) & Chr(&HA)
dLen = LenB(StrConv(wData, vbFromUnicode))
rtn1 = WriteFile(hComm1, ByVal wData, dLen, wLen, 0)
F1:直流電圧測定
F2:交流電圧測定
F3:抵抗測定
F5:抵抗測定 等

R0:AUTO
R4:200mV
R5:20Vレンジ
R6:200Vレンジ 等

PR1:サンプルレートFAST
PR2:サンプルレートMID
PR3:サンプルレートSLOW
*詳細は、取扱説明書を参照してください。

*注 レンジやサンプルレートを変更しますとデータの桁数が変わりますので、プログラム中のMid関数部分の値を換える必要があります。(Excelのセルの設定も変更したほうがいいです。無意味な”0”が付いてしまいます。)
以下の部分
 Func = ""
 Func = Mid(rData, 2, 3)
 sData = ""
 sData = Mid(rData, 5, 10)


●測定器本体(R6441)の設定

出力データのヘッダ:ON (デフォルトです。)
オンリーモード:OFF (デフォルトです。)
ボーレート:9600 (デフォルトです。)
データ長:8 (デフォルトです。)
パリティ:no (デフォルトです。)
ストップビット:2 (デフォルトは1になっています。変更要)
エコー:OFF (デフォルトはONになっています。変更要)


●接続ケーブルについて

市販のケーブルではなく、以下のようなケーブルを製作し、接続します。

@.接続ケーブル(詳細タイプ)
DCD,DTR,DSRを接続
RTS,CTSを接続
シールドはコンピュータ側のshellに接続
パソコンによっては、この接続でないと動作しないものがあるかもしれません。


A. 接続ケーブル(簡易タイプ)
TXDとRXD、GNDの3本を測定器に接続
通常は、これでほとんど問題ありません。

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