TR6841 (GPIBボード使用)

コントロールには、Officeに付属するVisualBasic for Applicationsを利用します。
ナショナルインスツルメンツ社のGPIBボードでは、gpib-32.dllを使用します。このdllを使用するためには、標準モジュールにNIGLOBAL..BASとVBIB32.BASを追加します。(注:サンプルプログラムには、NIGLOBAL..BASとVBIB32.BASを追加済みですが、gpib-32.dll等は、ドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。)
標準モジュールのModule1にGPIBのアドレスの設定・測定間隔・測定回数、ModulexにAPIの宣言をしています。(Modulexは、RS232Cの通信に使用したものと同じ)
そして、フォーム(UserForm1)にプログラムを記述しています。(上記の標準モジュールで宣言したAPIとナショナルインスツルメンツ社のgpib-32をコールしています。)
プログラムの使用方法はExcel内の使用方法シートに記述していますので参照してください。

●動作例


●測定器のファンクション・レンジ等について

 プログラム中の以下の部分の値を変更すると、レンジが変更できます。

Call ibwrt(Dev, "R5")
R0:AUTO
R4:200mV
R5:20Vレンジ
R6:200Vレンジ 等
*詳細は、取扱説明書を参照してください。

*注 レンジやサンプルレートを変更しますとデータの桁数が変わりますので、プログラム中のMid関数部分の値を換える必要があります。(Excelのセルの設定も変更したほうがいいです。無意味な”0”が付いてしまいます。)
以下の部分
Func = ""
Func = Mid(rData, 1, 2)
sData = ""
sData = Mid(rData, 3, 10)



●測定器本体(TR6841)の設定

HEADER: ON(背面のDIPスイッチで設定)
ADDRESSABLE/ ONLY: ADDRESSABL(背面のDIPスイッチで設定)
ADDRESS: 任意(背面のDIPスイッチで設定)



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